カカオ農業プログラム

カカオへの取り組み

ロアカー製品に使われるチョコレートには、私たちの誇りが詰まっています。最高の味だけをみなさまにお届けすることができるように、私たちは、地球資源と現地農家とその家族に十分に配慮した持続可能な戦略のカカオ農業プログラムを立ち上げました。 

私たちがカカオの調達先として選んだのは、コートジボワールとエクアドルです。地形も気候も社会的文化も異なるこの二つの国は、それぞれ違う品種のカカオ豆を生産しています。ロアカーのチョコレートの繊細な味と風味を引き出すには、この二種類のカカオ豆が不可欠なのです。私たちは毎年、コートジボワールで2回、エクアドルで2回と、少なくとも4回は、自ら現地の農園でカカオ豆の収穫をします。現地でカカオ豆の選別と品質管理の工程を見届けると共に、毎年収穫の時にお世話になっている現地の組合と小規模農家のコミュニティの支援もしています。 

私たちが購入する原材料の量はそれほど多くないのですが、その分個々のコミュニティに時間を注ぎ、カカオ豆の栽培から収穫までの段階を一つずつ丁寧に注意深く確認しながら、長期的な関係と信頼を築くことが可能なのです。 

カカオ豆誕生の地

カカオ農業プログラムのおかげで、私たちはコートジボワールとエクアドルから、ロアカーのチョコレートにぴったりなカカオ豆を仕入れることができます。この二種類のカカオ豆を合わせることで独特な繊細さが生まれるのです。 

コートジボワール

コートジボワール産カカオは深い森の中で育まれ、濃厚な味わいと樹皮の香りがしみ込んだような若干土っぽい風味が特徴です。

出荷物の品質を向上させるために、コートジボワールの女性たちは農業技術の習得に時間をかけます。また、コミュニティとして集団で働くことに好意的です。彼女達は今では、カカオの木を清潔に保つ方法、カカオ豆の収穫の妨げになりがちな余分な枝の剪定時期、バナナの葉の適切な使用方法、カビが生えるのを防ぐために手で豆をひっくり返す方法などのカカオの栽培に関する知識をかなり身につけてきています。ロアカーはここでは、ナタで切り拓いていかないとたどり着けないようなジャングルの奥深くに眠っている古い農園を再利用することに力を入れていますが、新しい農園をつくることも推進しています。 

エクアドル

エクアドル産の上質な味わいのカカオには、知る人ぞ知るまろやかでフルーティな香り漂う花の芳香があります。

ICCOによって認定されているこのカカオはマヤの時代から食されていた記録が残っています。

現在、エクアドルは世界第三番目のカカオ生産国であり、世界のカカオの7%を生産しています。(2019年ICCO) エクアドルのカカオ豆の熟成技術は世界でもトップクラスであり、カカオの品質も非常に高いことから、上質な味わいがあると言われています。 

私たちは、ロアカーの原材料を栽培する農家に持続可能なビジネスのチャンスを提供したいと考えています。そのためにエクアドルでは、フェアトレード組織のアルトロメルカート と長い付き合いのある組合のマキータ を取引相手に選びました。アルトロメルカート とマキータ は、どちらも人権を重んじており、弱い立場にある家族の生活環境を改善するために、アソシエーショニズム、持続可能な生産体制、フェアトレードを推進しています。私たちはマキータ とアルトロメルカート と力を合わせて、マナビ 州で支援プログラムを立ち上げました。 

持続可能性

人、環境、そして品質に対する私たちの責任と姿勢 

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私たちのチョコレートを皆さまに