ロアカーのカカオ農業プログラム

私たちのプログラムでは、エクアドルとコートジボワールの農家を支援しています。

カカオ豆の産地を知る

ロアカー製品に使われるチョコレートには、私たちの誇りが詰まっています。私たちは現地での直接協力を選択し、独自のカカオ農業プログラムを立ち上げました。このプログラムによって高品質のカカオを直接入手できるようになり、エクアドルとコートジボワールの農業協同組合を支援しています。どちらの原産国も地形、気候、社会習慣が異なり、2種類の全く異なるカカオ豆を提供しています。

エクアドルにおける公正なカカオ栽培

エクアドルでは、農家に持続可能な取引の機会を提供するため、アルトロメルカートとミンカの両組織とプログラムを設立しました。アルトロメルカートとミンカはそれぞれ約200の農家を抱えています。エクアドル産の上質な風味のカカオは、南米や東南アジア産の他のカカオ品種と同様、まろやかでフルーティーな香り漂う花の芳香が特徴で通好みの豆です。私たちは、カカオ農業プログラムで製品に使用するカカオマスを100％調達しています。また、購入するココアパウダーの50%はレインフォレスト・アライアンス認証を取得しています（2023年データ）。目標は、2030年までに持続可能な農法によるカカオ半製品のシェアを着実に100%まで高めることです。

現地のコミュニティ

農家こそが責任ある持続可能な農業の礎であるという信念に基づき、私たちはパートナーとともに農家を支援しています。例えばエクアドルでは、地域社会の生活環境や農業慣行を改善し、製品の品質を最適化し、トレーサビリティの問題に取り組んでいます。策定されたプログラムは3ヶ月ごとに評価され、その有効性が検証されます。コートジボワールでは、カカオ農家を対象に農業慣行に関する研修を実施しています。テーマには、合法的な農薬の使用や天然肥料の堆肥化などが含まれます。研修プログラムは、児童労働の禁止、意識の向上、子どもたちにとって教育がなぜ重要なのかの説明といった分野にも及びます。また、一人で子育てをしなければならないことが多く、サポートを必要とする女性の支援にも特別な注意が払われています。